29.中古車の車検費用はいくら?相場・内訳・安くする方法まで徹底解説

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中古車の車検費用はいくら?相場・内訳・安くする方法まで徹底解説

 

中古車を購入・保有する際に避けて通れないのが「車検費用」です。

新車と比べて部品の劣化が進んでいる中古車では、車検時に予想外の出費が発生することも少なくありません。

「車検にいくらかかるのだろう?」「どこで受ければお得なのか?」「費用を抑える方法はあるのか?」といった疑問を持つ方も多いでしょう。

本記事では、中古車の車検費用について、相場から内訳、節約方法まで徹底的に解説します。

正しい知識を身に着けることで、納得のいく車検を受け、安心してカーライフを続けることができるでしょう。

 

 

中古車の車検とは?新車との違いやタイミングを解説

 

車検は、道路運送車両法に基づいて実施される法定検査で、すべての自動車が定期的に受けなければならない義務的な検査です。

中古車の場合、新車とは異なる特有の注意点があります。

 

車検の基本的な仕組みと有効期間

 

車検の有効期間は、自家乗用車の場合、新規登録から初回の車検までは3年間、その後は2年ごとに車検を受ける必要があります。

車検では、ブレーキ、ライト、タイヤ、排気ガス、騒音などの項目について、法定基準を満たしているかが検査されます。

車検の有効期限は車検証に記載されており、この期限を過ぎて公道を走行すると法令違反となります。

 

中古車の購入時の「車検残り」の意味とは

 

中古車購入時によく見かける「車検残り」という表示は、車検の有効期間が残っている状態で販売されることを意味します。

車検付きの中古車を購入すると、その車検期限まで新たに車検を受ける必要がありません。

ただし、車検残りだからといって安心できるわけではありません。

車検は最低限の安全基準をクリアしているかを確認する検査であり、今後の故障や不具合を保証するものではありません。

 

新車と中古車で費用や内容に差はある?

 

新車と中古車では、車検時の費用に違いが生じることが一般的です。

最も大きな違いは、部品交換や修理が必要になる頻度です。

新車の場合、初回車検(3年目)では部品の劣化が少ないため、法定費用と基本的な点検費用のみで車検を通せることが多いです。

一方、中古車では前の所有者の使用状況により部品の劣化が進んでいるため、タイヤ、ブレーキパッド、バッテリーなどの交換が必要になることが多くあります。

 

 

中古車の車検費用の相場はいくら?

 

中古車の車検費用は、車種、年式、走行距離、車両の状態によって大きく変動します。

一般的な相場を把握しておくことで、見積もりが適正かどうかを判断する材料となります。

 

軽自動車・小型車の費用目安

 

軽自動車や小型車(排気量1,000cc以下)の車検費用は、比較的リーズナブルな設定となっています。

法定費用が約3万円程度となり、これに車検基本料金が加算されます。

部品交換が最小限で済む場合は、総額6万円程度で車検を通すことも可能です。

ただし、年式が古い軽自動車や走行距離が多い車両では、エンジンオイル、ブレーキパッド、タイヤなどの交換が必要になることが多く、部品代と工賃を含めて9万円程度まで費用が上がることもあります。

 

普通車・排気量大きめの車の費用目安

 

普通乗用車(排気量1,000cc超)では、軽自動車や小型車と比べて法定費用が高くなります。

特に重量税は車両重量に応じて設定されるため、重い車両ほど高額になります。

1,500ccクラスの普通車では、法定費用が約5万円程度となり、これに車検基本料金と必要な整備費用が加算されます。

車両の状態が良好な場合でも、総額9万円程度は見込んでおく必要があります。

 

輸入車・年式古めの車の費用目安

 

輸入車や年式が古い車両では、車検費用が高額になるケースが多くあります。

輸入車の場合、純正部品が高価であることが多く、国産車の同等部品と比べて23倍の価格になることもあります。

年式が古い車両では、ゴム部品や樹脂部品の劣化が進んでいることが多く、車検を機に多くの部品交換が必要になることがあります。

これらの車両では、事前の見積もりをしっかりと取り、予算を十分に確保しておくことが重要です。

 

 

車検費用の内訳とは?何にお金がかかるのかを整理

 

車検費用の内訳を正しく理解することで、見積書の内容を適切に判断できるようになります。

車検費用は大きく3つの要素に分類されます。

 

法定費用

 

法定費用は、法律で定められた費用で、自賠責保険・重量税・印紙代があり、どこで車検を受けても同じ金額がかかります。

自賠責保険料は2025年時点で、軽自動車が24か月契約で17,540円、普通車が17,650円となっています。

重量税は車両の重量に応じて決まる税金です。

軽自動車では24ヶ月分で約6,600円、普通車では重量に応じて約16,400円~49,200円と幅があります。

普通車の重量税は重量や経過年数によって異なり、車齢13年超・18年超の車両では「重課」として税額が上がる仕組みになっています。

印紙代は車検手続きに必要な手数料で、軽自動車では2,200円、普通車では1,900円です。

 

車検基本料金

 

車検基本料金は、点検作業や検査の立会い、各種手続きの代行などに対する費用です。

この費用は車検を受ける場所によって大きく異なります。

24ヶ月定期点検は、法定で定められた項目の点検作業です。

車検基本料金の相場は、ディーラーで約40,000円~60,000円、整備工場で約25,000円~40,000円、車検専門店で約10,000円~25,000円程度となっています。

 

部品交換・整備費用

 

部品交換・整備費用は、車検に通すために必要な修理や部品交換にかかる費用です。

よく交換される部品として、ブレーキパッド、タイヤ、バッテリー、エンジンオイル、各種フィルター、ワイパーブレード、電球類などがあります。

ブレーキパッドの交換では、軽自動車で約15,000円~25,000円、普通車で約20,000円~40,000円程度かかります。

タイヤ交換では、4本で約30,000円~100,000円程度の費用が必要です。

 

 

車検を受ける場所によって費用はどう変わる?

 

車検を受ける場所の選択は、費用に大きな影響を与えます。

それぞれの選択肢にはメリットとデメリットがあります。

 

ディーラー車検

 

ディーラー車検は、そのメーカーの車種に精通した専門技術者による高品質なサービスを受けられることがメリットです。

純正部品を使用し、メーカーの基準に従った整備を行います。一方で、費用は最も高くなる傾向があります。

 

整備工場(認証・指定工場)

 

民間の整備工場は、コストパフォーマンスの良さが最大のメリットです。

ディーラーと比べて人件費や諸経費が安いため、同等の作業内容でも費用を抑えることができます。

また、部品選択の際に、純正品と社外品から選択できる柔軟性もあります。

 

車検専門店

 

車検専門店は、効率化されたシステムにより、短時間での車検完了と明確な料金体系が特徴です。

多くの車検専門店では、1時間程度で車検を完了させることができ、料金も事前にパッケージとして明示されています。

 

カー用品店・ガソリンスタンド

 

カー用品店やガソリンスタンドでも車検サービスを提供している場合があります。

価格の安さが最大のメリットですが、技術力や対応力に制限がある場合もあります。

 

 

中古車の車検費用が高額になる主なケース

 

中古車の車検では、予想以上に高額な費用がかかる場合があります。

事前にリスクを把握しておくことが重要です。

 

経年劣化や走行距離に応じた部品交換が必要な場合

 

年式が古い車両や走行距離が多い車両では、複数の部品が同時に交換時期を迎えることがあります。

タイミングベルトやウォーターポンプなどのエンジン内部部品の交換が必要な場合、工賃を含めて10万円以上の費用がかかることもあります。

 

整備履歴が不明な車や放置されていた車

 

前の所有者の整備履歴が不明な車両や、長期間放置されていた車両では、隠れた不具合が車検時に発見されることがあります。

定期的なメンテナンスを受けていない車両では、予想以上の修理費用が発生する原因となります。

 

安価で購入した中古車に隠れた修理リスクがある場合

 

相場よりも安価で購入した中古車には、価格に見合わないリスクが隠れている場合があります。

事故歴、水害歴、重大な故障歴などがある車両では、車検時に深刻な問題が発見される可能性があります。

 

 

車検費用を抑えるコツとは?

 

車検費用を合理的に抑えるためには、いくつかのポイントがあります。

ただし、安全性を犠牲にしてまで費用を削減することは避けるべきです。

 

部品交換は事前見積もりで取捨選択を

 

車検見積もりを取る際は、必須の修理項目と推奨項目を明確に分けてもらうことが重要です。

部品交換についても、純正品と社外品の選択肢がある場合は、品質と価格のバランスを考慮して選択しましょう。

 

相見積もりで比較するのが基本

 

車検費用を抑えるための最も確実な方法は、複数の業者から見積もりを取って比較することです。

同じ車両でも、業者によって見積もり金額に大きな差が生じることがあります。

 

ユーザー車検という選択肢もあるが注意点あり

 

ユーザー車検とは、車両所有者が自分で車検場に車両を持ち込んで検査を受ける方法です。

業者への手数料を節約できるため、費用を大幅に削減することが可能ですが、事前の整備・点検、申請手続きに関する知識が求められるため、初心者にはハードルが高い方法でもあります。

 

 

中古車の車検に関するよくある質問

 

Q1.「車検残り中古車」はすぐ車検しなくていい?

車検残りで販売されている中古車は、車検証に記載された有効期限まで車検を受ける必要はありません。

ただし、車検期限が近い場合は、購入後すぐに車検費用が発生することになります。

 

Q2.車検費用はローンに含められる?

通常の自動車ローンでは車両本体価格と登録諸費用が対象となるため、車検費用を直接含めるのは一般的ではありません。

ただし一部販売店では、車検整備を含む「整備パック付きローン」を用意している場合もあります。

 

Q3.車検の通らないことがある中古車とは?

事故による損傷が完全に修復されていない車両、改造車両、長期間放置されていた車両などは、車検に通らない可能性があります。

これらの車両では、車検前に相当な修理費用が必要になることを覚悟しておく必要があります。

 

 

まとめ|中古車の車検費用は「内容と比較」で納得感ある選択を

 

中古車の車検費用は、車両の状態や選択する業者によって大きく変動します。

単純に価格の安さだけで判断するのではなく、車検の内容と車両の状態を総合的に考慮して、納得のいく選択をすることが重要です。

車検費用の内訳を正しく理解し、法定費用、基本料金、部品交換費用のそれぞれについて適正な価格かどうかを判断できるようになりましょう。

また、複数の業者から見積もりを取って比較することで、適正な価格水準を把握できます。

車検を受ける場所の選択も重要な要素です。

ディーラー、整備工場、車検専門店、カー用品店など、それぞれにメリットとデメリットがあります。

自分の優先事項(価格、品質、スピード、利便性など)に応じて最適な選択肢を選びましょう。

車検費用を抑える方法はいくつかありますが、安全性を犠牲にしてまで費用を削減することは避けるべきです。

最終的には、車検費用と車両の価値を総合的に判断し、修理して乗り続けるか、買い替えを検討するかを決める必要がある場合もあります。

車検は法律で義務付けられた検査であり、避けて通ることはできません。

しかし、正しい知識と適切な準備により、納得のいく車検を受けることは可能です。

信頼できる業者を見つけ、長期的な関係を築くことで、車検費用の最適化と車両の適切なメンテナンスを両立させることができます。

 

 

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〈カーニバル 各店舗情報〉

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