135.車選びで失敗しないために|金額から考える新車・未使用車・中古車の選び方【埼玉】

車を買ったあとで「思っていたより高くついた」と感じる方は少なくありません。その原因の一つに、金額の見積もり方があります。
車両本体価格だけを見て予算を決めると、購入時の諸費用や毎年の税金があとから積み上がります。この記事では、久喜市・春日部市・上尾市・さいたま市岩槻区(旧・岩槻市)を中心に新車と未使用車の販売へ力を入れているカーニバルが、失敗しやすいところを金額の面から整理します。
車選びの失敗は「車両本体価格だけを見ること」から始まる
車選びで後悔しないためには、車両本体価格だけでなく、購入時の諸費用や購入後の維持費まで含めて考えることが重要です。
車にかかるお金は、本体価格・購入時の諸費用・購入後の維持費という三つに分かれます。このうち一つでも抜けると、あとで家計が苦しくなります。まずは、つまずきやすい三つのパターンを見ていきましょう。
車両本体価格は、車そのものの値段にすぎません。公道を走らせるまでには、税金や保険料、登録の手続き費用が別に必要になります。
そのため、本体価格が10万円安い車でも、諸費用の設定が販売店で違えば、最後に支払う総額では高くなることがあります。比べるときは「乗り出しでいくらか」という同じ条件の金額にそろえてください。
◆諸費用とは……車両本体価格以外に必要なお金のことです。税金・保険料などの「法定費用」と、販売店に払う「手数料」の二つに分かれます。
「月々2万円までなら払える」という考え方は分かりやすいものです。ただし、支払回数が長くなるほど利息が増える点は見えにくくなります。
月々の金額が軽く見えても、回数を掛けた総額では想定より大きくなりがちです。契約前に、月々の金額と支払総額の両方を書き出して確かめましょう。

車は買った時点で支払いが終わるものではありません。持っている間ずっと、税金・保険・車検・燃料代がかかり続けます。
ここを見込まずに車両価格の上限まで予算を使うと、最初の車検や納税の時期に一気に苦しくなります。購入前に「年間でいくらかかるか」まで計算しておくことが、いちばん確実な失敗対策です。
購入時の費用は「法定費用」と「代行費用」を分けて見る
見積書には、税金や保険料など法令や制度にもとづいて金額が決まる費用と、登録・車庫証明など販売店へ手続きを依頼する際の代行費用などが並んでいます。
この二つを見分けられると、複数の見積書を比べる作業がぐっと楽になります。費用ごとの違いや、確認すべきポイントも分かりやすくなります。
法定費用には、自動車税、自動車重量税、自賠責保険料、リサイクル料金などがあります。法令等によって金額や算定方法が定められているため、同じ条件の車であれば販売店独自の判断で金額を変えることはできません。
埼玉県の自動車税は下の表のとおりです。同じ排気量でも、初めて登録された時期によって金額が変わる点に注意してください。
◆自動車税とは……毎年4月1日時点で車を持っている人にかかる県の税金です。普通車が対象で、5月ごろに納付書が届きます。2026年4月から「自動車税(種別割)」は「自動車税」に名称変更されました。
【表1】埼玉県の自動車税 年税額(自家用乗用車)
| 総排気量 | 2019年10月1日以降に初回新規登録 | 2019年9月30日までに初回新規登録 | 左のうち古い車(概ね15%増) |
| 1,000cc以下 | 25,000円 | 29,500円 | 33,900円 |
| 1,000cc超 1,500cc以下 | 30,500円 | 34,500円 | 39,600円 |
| 1,500cc超 2,000cc以下 | 36,000円 | 39,500円 | 45,400円 |
| 2,000cc超 2,500cc以下 | 43,500円 | 45,000円 | 51,700円 |
◆右端の列について……ガソリン車は初回新規登録から13年、ディーゼル車は11年を過ぎると税額が概ね15%上がります。「グリーン化特例」という仕組みによるもので、古い車ほど毎年の負担が重くなります。
一方、登録手続代行費用や車庫証明手続代行費用などは、販売店によって金額が異なる場合があります。同じ車種で同じ状態の車でも、この設定しだいで総額が数万円変わります。
たとえば車庫証明そのものの申請手数料は、埼玉県では2,100円と決まっています(埼玉県警察「自動車の保管場所に関する申請手続」)。これを大きく上回る金額が並んでいれば、その差は代行の手間賃だと分かります。
見積書を受け取ったら、法定費用と手数料を分けて眺めてみてください。中身の分からない項目があれば、遠慮なく質問してかまいません。
「支払総額表示」になっているかを確かめる
中古車の広告は、2023年10月から支払総額での表示が原則になりました。車両価格だけを表示して、別途必要な費用を後から請求するような表示は認められていません。
ただし、県外で登録する場合の費用や、後から付けるオプション代は総額に含まれないことがあります。何が含まれ、何が含まれないのかは、契約前に書面で確認しておくと安心です。
買ったあとに毎年かかる金額を先に見積もる

購入時の金額と同じくらい大切なのが、買ったあとの維持費です。維持費は、必ず出ていく固定費と、乗り方で変わる変動費に分けると整理しやすくなります。
固定費の中心は税金と保険料で、金額はあらかじめ決まっています。つまり、車を選ぶ段階で年間いくらかかるかを計算できるということです。下の表を使って、候補の車で試算してみてください。
普通車には自動車税が、軽自動車には軽自動車税がかかります。自家用の四輪乗用軽自動車では、排気量による区分はなく、初度検査年月などに応じて税額が決まります。
注意したいのは、最初の検査から13年を超えると税額が上がる点です。中古車を買った場合も、その車が最初に検査を受けた日が基準になります。
【表2】久喜市の軽自動車税 年税額(四輪以上・乗用・自家用)
| 区分 | 税額(年額) | 備考 |
| 2015年3月31日までに新規検査 | 7,200円 | 検査から13年を経過するまで |
| 2015年4月1日以後に新規検査 | 10,800円 | 検査から13年を経過するまで |
| 最初の新規検査から13年超 | 12,900円 | 電気自動車などは対象外 |
自家用乗用車は、新車の場合は初回車検が3年後、その後は2年ごとに車検があります。そのたびに、自動車重量税と自賠責保険料、点検整備の費用をまとめて支払います。
重量税は車の重さで、自賠責保険料は契約する期間で決まります。どちらも国が定めた金額なので、車を選ぶ前におおよその負担を知ることができます。
◆自動車重量税とは……車の重さに応じてかかる国の税金です。車検の有効期間分をまとめて納めます。 ◆自賠責保険とは……すべての車に加入が義務づけられた保険です。これがないと車検を通せません。
【表3】2年車検のときにかかる主な法定費用(自家用乗用車の例)
| 費用の種類 | 金額(2年分) | 条件 |
| 自動車重量税(普通車) | 24,600円 | 車両重量1.5トン・13年未満 |
| 自動車重量税(軽自動車) | 6,600円 | 重量による区分なし・13年未満 |
| 自賠責保険料(普通車) | 17,650円 | 自家用乗用自動車・24か月契約 |
| 自賠責保険料(軽自動車) | 17,540円 | 検査対象車・24か月契約 |
出典:財務省「自動車重量税の概要」/ 国土交通省掲載「自動車損害賠償責任保険基準料率」(沖縄県・離島を除く地域。料率は改定されることがあります)※自賠責保険料は2026年11月1日以降に保険期間が始まる契約から改定されます。
表2と表3を足すと、軽自動車を1年持つ間に、税金と自賠責保険料だけで2万円台の固定費がかかると分かります。ここに任意保険料と燃料代が加わると考えてください。
燃料費は、走る距離と燃費で決まります。毎日長い距離を走る方ほど、車両価格の差より燃費の差が家計に効いてきます。
自宅に駐車スペースがなければ、月々の駐車場代も加わります。任意保険料は年齢や等級で大きく変わりますので、契約前に見積もりを取っておくと、年間の総額をより正確につかめます。
新車・未使用車・中古車を金額の視点で比べる
どれが得かは、購入時の金額だけでは決まりません。保証がどれだけ残っているか、これから整備費用がどう出ていくか、数年後に手放すときいくら残るかまで見る必要があります。
三つの選択肢は、それぞれ得意な場面がちがいます。ここでは金額の観点にしぼって、向き不向きを整理します。

一般的には、新車は同一車種の未使用車や中古車と比べて購入時の価格が高くなりやすい傾向があります。その代わり、メーカー保証の期間が十分に残っているため、当面は大きな修理費用が出にくくなります。
装備や色を自由に選べるため、納車後に買い足す出費も抑えられます。ただし人気車種は納期が長く、今の車の車検時期と重なると余計な費用がかかる点に注意してください。
未使用車とは、ナンバーの登録だけを済ませ、ほとんど走っていない車のことです。届出済未使用車、登録済未使用車とも呼ばれます。
新車より価格を抑えて販売されることがあり、メーカー保証が残っているのが一般的です。納車までの期間も新車の注文より短く済みます。一方でグレードや色は入荷した車から選ぶことになるため、在庫はこまめに確認しましょう。
中古車は、新車と比べて車両本体価格を抑えやすいのが特徴です。ただし、年式や走行距離によっては消耗部品の交換時期が近く、購入後に整備費用がかさむことがあります。
また、一定年数を経過した車は、自動車税や軽自動車税が重課される場合があります。たとえば、1,500cc超2,000cc以下のガソリン車では、条件によって年間の自動車税に5,900円の差が生じるケースがあります。
本体価格の安さだけで判断せず、整備記録簿や保証内容も確認し、購入後の維持費まで含めて検討することが大切です。
久喜市・春日部市・上尾市・さいたま市岩槻区で車を選ぶときの考え方
久喜市・春日部市・上尾市・さいたま市岩槻区などで、通勤や送迎、買い物に車を使う場合は、家計に占める車の支出も大きくなりがちです。
だからこそ、地域での使い方に合わせて金額を組み立てると失敗を減らせます。なお岩槻市は2005年にさいたま市へ編入され、現在の名称はさいたま市岩槻区です。

通勤に加えて送迎や買い物にも使う生活では、年間の走行距離は自然と伸びていきます。距離が長いほど燃料費の差は積み上がり、部品の交換時期も早く訪れます。
そのため、車両価格の安さより、燃費性能と保証の残り期間を優先したほうが、数年単位では安く収まることがあります。
一人一台に近い形で車を持つ世帯では、二台目・三台目の維持費が家計を圧迫します。表1と表2を比べると、普通車と軽自動車では毎年の税額に2万円前後の差があると分かります。
通勤中心の車は税負担を抑えやすい軽自動車を検討し、家族での外出用は室内の広さを優先する、といった役割分担が有効です。まずは世帯として年間いくらまで車に使えるかを決めておきましょう。
金額の不安を減らす買い方「コミットシステム」
ここまで見てきたとおり、車選びの失敗は総額が読みにくいことから生まれます。であれば、最初から総額がはっきりしている買い方を選ぶ、という解決策があります。
カーニバルでは、その考え方にもとづく独自の購入プランコミットシステムをご用意しています。ここでは仕組みを三つに分けてご説明します。
コミットシステムは、自動車税や消費税、自動車重量税、自賠責保険料、登録代行費用、車庫証明費用、納車費用を含んだ価格でご案内する仕組みです。
つまり、表1や表3で挙げた費用が最初から価格に入っています。あとから積み上がる心配がなく、契約前に支払う金額をはっきり把握できます。頭金0円から始められる点も特徴です。

このプランでは、数年後のお車の価値をあらかじめ計算し、その分を差し引いた金額をお支払いいただきます。
そのため、通常のローンで同じ車を買う場合と比べて、期間中の負担を抑えながら新車や未使用車にお乗りいただけます。3年・5年・7年・10年から選べるので、生活の変化に合わせて期間を決められます。
◆残価とは……契約が終わる時点で、その車にどれだけ価値が残っているかを見込んだ金額のことです。
お支払い期間が終わるときには、新しい車に乗り換える、残価を一括または再ローンで支払って乗り続ける、車を返却する、という三つの選び方があります。
将来の判断を先送りできるため、数年後の生活が読みにくい方でも決断しやすくなります。なお買取価格には車両状態の条件がありますので、ご契約時にご確認ください。
車選びの金額についてよくある質問
ここまでの内容をふまえて、ご来店時によくいただくご質問をまとめました。数字の根拠は、この記事の表1から表3をあわせてご覧ください。
気になる項目だけ先に読んでいただいてもかまいません。ご自身の状況に近いものから確認してみてください。
購入時の諸費用と、1年目の維持費を分けて考えると計算しやすくなります。諸費用は税金・保険料などの法定費用と、販売店の手数料の合計です。
維持費については、普通車なら自動車税(表1)に加え、車検の年は重量税と自賠責保険料(表3)がかかります。まずはこの決まった金額を出し、そこに燃料代・駐車場代・任意保険料を足してください。
書類上は一度登録されているため、区分としては中古車に入ります。ただし一般的な中古車と比べて走行距離が少なく、新車に近い状態の車が多いのが特徴です。
メーカー保証も残っているのが一般的です。保証がいつまで残っているかは車ごとに違いますので、購入前に初度登録の年月を確認してください。

毎年の税金でいうと、久喜市の軽自動車税は年10,800円(表2)、埼玉県の普通車の自動車税は1,500cc以下で年30,500円(表1)です。差は年間2万円ほどになります。
車検時の重量税も、普通車が24,600円に対し軽自動車は6,600円です(表3)。ただし燃料代や任意保険料は使い方次第ですので、税金だけで決めずに総額で比べてください。
上がります。埼玉県の自動車税は、ガソリン車で新車登録から13年、ディーゼル車で11年を過ぎると概ね15%高くなります。
軽自動車税も、最初の検査から13年を超えると10,800円から12,900円に上がります。中古車を買った場合も、その車が最初に登録・検査を受けた日が基準です。
県外で登録する場合の費用や、契約後に追加するオプション代は含まれないことがあります。遠方の在庫を取り寄せる場合の陸送費も同様です。
総額の内訳は書面で受け取り、含まれるものと含まれないものを一つずつ確認しておくと安心です。
月々の金額だけで決めず、支払回数を掛けた総額と並べて確認してください。回数が増えるほど利息の分だけ総額は増えます。
あわせて、毎年5月の納税や車検の年の出費も同じ表に書き加えてください。支払いが重なる月を先に把握しておくと、途中で苦しくなる事態を防げます。
まとめ

車選びの失敗は、車種の選び間違いではなく、金額の見積もり方の甘さから生まれます。まずは車両本体価格ではなく、乗り出しの総額で比べることが出発点です。
そのうえで、毎年の自動車税や車検ごとの重量税・自賠責保険料といった、金額が決まっている費用を先に計算しておきましょう。年間の見通しが立てば、新車・未使用車・中古車のどれが自分に合うかも自然に見えてきます。
判断に迷ったときは、総額が最初から示されている買い方を選ぶことも、失敗を避ける確実な方法のひとつです。
※本記事に掲載した税額・保険料は、記事作成時点で各公的機関が公表している内容にもとづきます。制度改正により変わることがありますので、最新の情報は各出典先でご確認ください。
新車・未使用車のご相談は埼玉のカーニバルへ
1997年創業、累計30,000台以上の販売実績を持つカーニバルは、久喜インター店・春日部店・岩槻店・上尾店の4拠点を展開する埼玉県地域密着の自動車販売店です。
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