12.中古車ローン審査の完全ガイド|審査基準から通過のコツまで徹底解説

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中古車ローン審査の完全ガイド|審査基準から通過のコツまで徹底解説

 

中古車を購入する際、多くの方がローンの利用を検討します。

しかし、「審査に通るか不安」「どんな審査があるの?」という疑問を持つ方も少なくありません。

中古車ローンの審査は、金融機関やローン会社が申込者の返済能力を判断する重要なプロセスです。

本記事では、中古車ローンの種類から審査の流れ、通過のポイントまで、幅広く解説していきます。

適切な知識を身につけることで、スムーズな車の購入につなげましょう。

 

 

中古車ローンとは?基本の仕組みと種類を理解しよう

 

中古車ローンは、中古車購入資金を金融機関やローン会社から借り入れるサービスです。

購入者は借り入れた資金で車を購入し、その後、利息を含めた金額を分割で返済していきます。

中古車ローンには主に3つの種類があり、それぞれ特徴が大きく異なります。

 

銀行系ローンの特徴とメリット・デメリット

 

銀行系ローンは、銀行や信用金庫などの金融機関が提供するマイカーローンです。

最大の特徴は金利の低さで、年利1.5%~4.0%程度の低金利で借り入れができることが多いです。

また、車の所有権が購入者本人になるため、ローン返済中でも自由に売却や譲渡が可能です。

メリット

・金利が低く、総返済額を抑えられる

・車の所有権が自分にあるため、売却や譲渡が自由

・金融機関の信頼性が高い

・借入限度額が比較的高い

デメリット

・審査が厳格で時間がかかる(12週間程度)

・勤続年数や年収などの条件が厳しい

・必要書類が多く、手続きが複雑

・審査に落ちるリスクが高い

 

ディーラーローンの特徴とメリット・デメリット

 

ディーラーローンは、中古車販売店が提携している信販会社のローンを利用するサービスです。

年利4.0%~8.0%程度が一般的で、銀行系ローンよりも金利は高めですが、審査スピードが早いのが特徴です。

メリット

・手続きが簡単で、車の購入と同時に申込み可能

・審査結果が早く出る(即日~数日程度)

・販売店スタッフのサポートが受けられる

・銀行系ローンより審査基準が柔軟

デメリット

・金利が高く、総返済額が増える

・車の所有権が信販会社にあるため、勝手に売却できない

・金利交渉の余地が少ない

・選択できるローン商品が限定される

 

自社ローンの特徴とメリット・デメリット

 

自社ローンは、中古車販売店が独自に提供する分割払いサービスです。

厳密にはローンではなく、販売店との分割払い契約になります。

金利は設定されていませんが、その代わりに手数料や保証料が上乗せされることが一般的です。

メリット

・信用情報に問題があっても利用しやすい

・審査スピードが非常に速い(即日契約可能)

・無職や年金受給者でも利用できる場合がある

・銀行やローン会社の審査に通らない方でも利用可能

デメリット

・手数料込みの総支払額が高くなりがち

・車の所有権は販売店にあり、支払い滞納時に車を引き上げられる

・選択できる車種や年式に制限がある

・中途解約時の条件が厳しい場合がある

 

 

中古車ローン審査の流れと必要書類

 

中古車ローンの審査は、段階的に進められます。

申込者の返済能力や信用状況を多角的に評価し、貸し倒れリスクを判断するプロセスです。

審査をスムーズに進めるためには、流れと必要書類を事前に把握しておくことが重要です。

 

仮審査と本審査の違い

 

多くの金融機関では、仮審査と本審査の2段階で審査を行います。

仮審査は申込者の基本情報をもとに、おおまかな融資可能額を判定する段階です。

年収、勤務先、勤続年数、他の借入状況などの情報から、融資の可否を大まかに判断します。

仮審査の結果は通常13営業日で出ることが多く、この段階では詳細な書類提出は求められません。

仮審査に通過すると、次に本審査に進みます。

本審査では、収入証明書や本人確認書類などの詳細な書類をもとに、より厳格な審査が行われます。

本審査では、申込者の信用情報機関への照会も行われ、過去の借入履歴や返済状況、現在の借入残高などが詳細にチェックされます。

本審査の結果が融資の最終決定となり、通常37営業日程度かかります。

 

審査に必要な主な書類一覧

 

中古車ローンの審査には、申込者の身元や収入を証明する書類が必要です。

本人確認書類として、運転免許証、パスポート、マイナンバーカードなどの顔写真付き身分証明書が必要になります。

現住所と書類の住所が異なる場合は、住民票の写しなどの追加書類が求められることがあります。

収入証明書類は、申込者の返済能力を判断する重要な書類です。

給与所得者の場合、源泉徴収票、給与明細書(直近23ヶ月分)、住民税決定通知書など、自営業者の場合は、確定申告書の写し、所得証明書、営業許可証などが求められることがあります。

その他の書類として、車両の見積書や契約書、銀行の通帳またはキャッシュカード、印鑑などが必要になる場合があります。

金融機関によって必要書類は異なるため、申込み前に確認しておくことをおすすめします。

 

 

審査に通るためのポイントと対策

 

中古車ローンの審査通過率を高めるためには、いくつかの重要なポイントがあります。

事前の準備と対策により、審査に通りやすくなる可能性が高まります。

申込み前に自分の状況を整理し、必要に応じて改善を図ることが大切です。

 

信用情報の確認と改善方法

 

信用情報は、ローン審査において最も重視される項目の一つです。

信用情報機関には、これまでのクレジットカード利用履歴やローンの返済状況、延滞履歴などが記録されており、これをもとに申込者の信用度が判断されます。

自身の信用情報は、以下の信用情報機関に情報開示請求することで確認できます。

CIC(株式会社シー・アイ・シー)

クレジットカードや割賦販売の情報を主に取り扱っています。開示手数料は、インターネットの場合は500円、郵送の場合は1,500円程度で手続きが可能です。

参考:CIC|信用情報開示手続き

JICC(株式会社日本信用情報機構)

消費者金融や信販会社の情報を主に取り扱っています。開示手数料は、インターネットの場合は1,000円、郵送の場合は1,300円で手続きが可能です。

参考:JICC|本人開示のご案内

KSC(全国銀行個人信用情報センター)

銀行や信用金庫の情報を主に取り扱っています。開示手数料は、インターネットの場合は1,100円で、郵送の場合は1,5001,800円程度で手続きが可能です。

参考:KSC(全国銀行個人信用情報センター)

 

信用情報に問題がある場合の改善方法として、まず延滞している支払いがあれば速やかに解消することが重要です。

また、不要なクレジットカードは解約し、借入件数を減らすことも効果的です。

ただし、クレジットカードの短期解約を繰り返すと、信用情報に悪影響を及ぼす可能性があるため、慎重に対応する必要があります。

信用情報の改善には時間がかかるため、車の購入予定がある場合は早めに対策を始めることをおすすめします。

 

他の借入状況の整理と見直し

 

他の借入状況は、返済負担率の計算に直接影響する重要な要素です。

返済負担率とは、年収に占める年間返済額の割合のことで、一般的に30%~35%が上限とされています。

既存の借入が多い場合、新たなローンの審査に影響を与える可能性があります。

カードローンやキャッシングなどの無担保ローンは、特に審査に影響しやすいとされています。

不要な借入がある場合は、ローン申込み前に繰り上げ返済や完済を検討することをおすすめします。

また、利用していないクレジットカードのキャッシング枠も借入可能額として計算される場合があるため、不要な枠は解約しておくことが効果的です。

住宅ローンなどの有担保ローンは、比較的審査への影響は少ないとされていますが、それでも返済負担率の計算には含まれます。

借入状況を整理し、必要に応じて借り換えや一本化を検討することで、審査通過の可能性を高めることができます。

 

 

審査に不安がある方への選択肢

 

信用情報に問題がある場合や、収入が不安定な場合でも、中古車ローンを利用する方法があります。

審査基準の異なるローン商品や、独自の審査システムを持つサービスを活用することで、車の購入が可能になる場合があります。

 

自社ローンの活用と注意点

 

自社ローンは、通常のローン審査に通らない方でも利用しやすい選択肢です。

販売店が独自の基準で審査を行うため、信用情報に問題がある場合でも利用できる可能性があります。

また、無職や年金受給者でも、連帯保証人をつけることで利用できる場合があります。

自社ローンを利用する際の注意点として、まず総支払額の確認が重要です。

金利は設定されていませんが、手数料や保証料が上乗せされるため、実質的な負担率が高くなる場合があります。

契約前に、総支払額と月々の支払額を必ず確認しましょう。

また、支払いが滞った場合のリスクも理解しておく必要があります。

自社ローンでは車の所有権が販売店にあるため、支払いが遅れると車を引き上げられる可能性があります。

さらに、中途解約時の条件や、故障時の対応なども事前に確認しておくことが大切です。

 

保証人なしで利用できるローンの探し方

 

保証人を立てることが難しい場合でも、保証人不要のローン商品があります。

銀行系のマイカーローンの多くは、保証会社の保証を受けることで保証人不要となっています。

申込者が保証会社の審査に通れば、保証人を立てずにローンを利用できます。

信販会社のオートローンも、多くの場合保証人不要で利用できます。

ただし、申込者の信用状況によっては、保証人が必要になる場合もあります。

年収が低い場合や、勤続年数が短い場合は、保証人の提供を求められる可能性があります。

保証人不要のローンを探す際は、複数の金融機関の商品を比較検討することが重要です。

金利だけでなく、審査基準や利用条件も考慮して選択しましょう。

また、ネット銀行のマイカーローンは、店舗型の銀行よりも審査基準が柔軟な場合があるため、選択肢として検討してみることをおすすめします。

 

 

返済計画の立て方と注意点

 

中古車ローンを利用する際は、無理のない返済計画を立てることが重要です。

返済期間中の家計への影響を最小限に抑え、計画的に完済することで、安心して車を利用できます。

返済計画は、現在の収支状況だけでなく、将来の収入変動も考慮して立てる必要があります。

 

月々の返済額と生活費のバランス

 

月々の返済額は、手取り収入の20%~25%以内に抑えることが理想的とされています。

例えば、手取り月収が25万円の場合、ローンの返済額は5万円~6万円程度が目安になります。

この範囲内であれば、生活費への圧迫を避けながら、無理のない返済を続けやすいです。

返済額を決める際は、車の維持費も考慮する必要があります。

自動車税、自動車保険、車検代、ガソリン代、駐車場代などの維持費は、年間で数十万円になることもあります。

これらの費用とローン返済額を合わせて、月々の車関連支出を計算しておくことが大切です。

また、急な出費に備えて、緊急時の資金も確保しておくべきです。

病気やケガ、突然の失業などに備えて、36ヶ月分の生活費に相当する貯蓄を維持しながら返済計画を立てることをおすすめします。

 

返済期間の選び方と総支払額の関係

 

返済期間は、月々の返済額と総支払額のバランスを考慮して決める必要があります。

返済期間を長くすると月々の返済額は減りますが、その分利息の支払額が増え、総支払額が多くなります。

一方、返済期間を短くすると月々の返済額は増えますが、利息負担を抑えることができます。

中古車ローンの返済期間は、一般的に3年~7年程度が選択できます。

車の耐用年数を考慮すると、あまり長期間に設定することはおすすめできません。

中古車の場合、新車と比較して故障のリスクが高いため、返済期間中に修理費用がかかる可能性も考慮しておく必要があります。

返済期間を決める際は、車の使用予定期間も考慮しましょう。

転勤や家族構成の変化により、数年後に車を買い替える予定がある場合は、短期間で返済を完了させることを検討してください。

 

繰り上げ返済のメリットとデメリット

 

繰り上げ返済は、予定よりも早く元本を減らすことで、利息負担を軽減する方法です。

ボーナスや臨時収入があった際に繰り上げ返済を行うことで、総支払額を抑えることができます。

特に金利が高いローンの場合、繰り上げ返済の効果は大きくなります。

繰り上げ返済のメリットは、利息負担の軽減と返済期間の短縮です。

また、早期完済により精神的な負担も軽減されます。車の所有権移転も早まるため、売却や譲渡の自由度も向上します。

一方、デメリットとして、手数料がかかる場合があることが挙げられます。

金融機関によっては、繰り上げ返済手数料として数千円~数万円の費用が必要になる場合があります。

また、手元資金が減少するため、急な出費への対応力が低下する可能性もあります。

繰り上げ返済を検討する際は、緊急時の資金を確保した上で実行することが重要です。

 

 

中古車ローン審査に関するよくある質問

 

中古車ローンの利用を検討する際、多くの方が同様の疑問を持ちます。

ここでは、特によく寄せられる質問とその回答をまとめました。これらの情報を参考に、自分に適したローン選択を行ってください。

 

 Q1. 審査に落ちた場合の対処法は?

まず信用情報や収入状況を見直しましょう。延滞の解消や不要な借入の整理が有効です。

他の金融機関への申込みや、頭金を増やして借入額を減らすのも一つの方法です。どうしても通らない場合は、自社ローンや保証人の検討も選択肢になります。

 

Q2. 頭金は必要ですか?

頭金は必須ではありませんが、あると借入額が減って返済が楽になります。

理想は車両価格の1020%ですが、手元資金を残したい場合は頭金なしのフルローンも可能です。

 

Q3. ボーナス払いは設定できますか?

多くのローンで対応しており、月々の負担を軽くできます。ただし、将来のボーナスが確実でない場合はリスクもあるため、慎重に判断しましょう。

 

 

まとめ|中古車ローン審査をスムーズに進めるために

 

中古車ローンの審査をスムーズに進めるためには、事前の準備と適切な知識が不可欠です。

まず、自分の信用情報と収入状況を正確に把握し、必要に応じて改善を図ることが重要です。

信用情報に問題がある場合は、延滞の解消や不要な借入の整理を行い、安定した収入を証明できる書類を準備しましょう。

ローンの種類選択も審査成功の鍵となります。

金利を重視するなら銀行系ローン、スピードを重視するならディーラーローン、審査に不安がある場合は自社ローンなど、自分の状況に合った選択肢を検討してください。

複数の金融機関を比較検討し、最も条件の良い商品を選ぶことで、負担を軽減できます。

返済計画は、現在の収支だけでなく将来の変動も考慮して立てることが大切です。

月々の返済額は手取り収入の20%~25%以内に抑え、車の維持費も含めた総合的な支出を計算しましょう。

無理のない返済計画により、安心して車のある生活を送ることができます。

中古車ローンは、適切な知識と準備があればけっして難しいものではありません。

本記事で紹介したポイントを参考に、自分に最適なローンを選択し、憧れの車を手に入れてください。

 

 

中古車ローンの相談もカーニバルにおまかせ

 

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・岩槻店:さいたま市岩槻区仲町2-3-1110:0019:00、水曜定休)

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