134.未使用車のメーカー保証はいくらかかる?残り期間と費用を解説

コラム

「未使用車は新車に近い状態で安く買えると聞くけれど、メーカー保証はきちんと付いてくるのだろうか」と気になっている方は多いのではないでしょうか。

保証が残っているかどうかは、買ったあとに修理費を自分で払うことになるかどうかに直結します。つまり、車両価格と同じくらい大切な判断材料です。

この記事では、久喜市・春日部市・上尾市・さいたま市岩槻区(旧・岩槻市)を中心に、新車と未使用車の販売へ力を入れているカーニバルが、未使用車のメーカー保証について、かかる金額を中心にご説明します。

未使用車にメーカー保証は付くのか

未使用車は、メーカー保証の期間が残っていれば、新車と同様のメーカー保証を受けられる場合があります。

ただし、保証の残り期間は新車より短くなります。保証を数え始める日が「買った日」ではないからです。

まずは未使用車がどのような車なのかを確認し、そのうえで保証の期間がどこから数えられるのかを見ていきましょう。

未使用車とは「登録済みでも、使用・運行されていない中古車」

登録(届出)済未使用車とは、すでに初度登録または初度届出されているものの、一般のお客様が使用したり、試乗車・代車などとして運行されたりしていない中古車を指します。

登録・届出のための移動などによって一定の走行距離が生じることはありますが、一般的な中古車と比べて走行距離が少ない車が多いのが特徴です。

一方で、書類のうえでは「すでに一度登録された車」という扱いです。この違いが保証の数え方に影響します。

メーカー保証は新車登録・届出時などから数える

メーカー保証は購入した日から新たに始まるものではなく、新車として登録・届出された時点など、メーカーが定める起算日から数えられます。たとえば登録から半年経った未使用車なら、保証もすでに半年分が経過した状態で引き継ぐことになります。

同じ車種でも登録・届出の時期によって保証の残り期間は変わりますので、商談の際には車検証や保証書で確認しましょう。

メーカー保証の代表的な2つの保証

多くの国産メーカーでは、メーカー保証の中心として「一般保証」と「特別保証(メーカーによって名称が異なる場合があります)」が設けられています。どちらが残っているかで、故障したときに自分で払う金額は大きく変わります。

ここでは2つの保証の中身と、保証の対象にならないものを順に確認します。

一般保証は3年または走行6万km

一般保証は、エアコンやパワーウィンドウ、オーディオなどの装備類を中心に、幅広い部品を対象とする保証です。

多くの国産メーカーでは3年または走行6万kmのうち、早く到達したほうまでと決められています。日常的に使う装備が含まれるため、出番が多いのはこちらです。

特別保証は5年または走行10万km

特別保証は、エンジンや変速機(エンジンの力をタイヤに伝える装置)、ブレーキやハンドル回りなど、走ることと安全に直結する部品が対象です。

期間は5年または走行10万kmのうち早いほうまでとするメーカーが一般的です。取り外しや分解に手間がかかる部分が多く、保証が切れたあとに壊れると修理費が高くなりやすい部位です。

【表1】メーカー保証の2種類(国産メーカーの一般的な例)

保証の種類 主な対象 期間の目安
一般保証 エアコン、パワーウィンドウ、オーディオなどの装備類 3年または走行6万km
特別保証 エンジン、変速機、ブレーキ、ハンドル回りなどの重要部品 5年または走行10万km
※期間と対象はメーカー・車種で異なります。契約前に保証書でご確認ください。
保証の対象にならないものもある

タイヤやワイパーゴム、ブレーキパッドのように、使うほど減っていく消耗品は対象外です。決められた点検を受けていない場合や、指定外の改造をした場合も保証が使えないことがあります。

国民生活センターにも、中古自動車を買ったあとに不具合が見つかったという相談が寄せられています。契約の前に、どこまでが保証されるのかを書面で確認しておきましょう。

出典:国民生活センター「中古自動車(各種相談の件数や傾向)」

未使用車のメーカー保証にかかるお金

保証そのものは車に付いてくるものですが、引き継ぎの手続きや点検にお金がかかる場合があります。

さらに、保証を延長するかどうかという選択もあります。

ここでは見積書のどこを見ればよいのかを、引き継ぎ費用・延長保証・価格差の3つに分けて整理します。

保証を引き継ぐ手続きにかかる費用

保証継承とは、保証の登録情報を新しい所有者へ書き換える手続きのことです。未使用車では、この手続きが必要になる場合があります。

手続きでは決められた点検を受けるため、点検料や事務手数料がかかることがあります。金額は販売店や車種によって幅があり、国が定めた統一料金はありません。

そのため見積書を受け取ったら、「保証継承の費用は含まれているか」「別にかかるならいくらか」の2点を確認しましょう。

延長保証を付けるかどうかの目安

メーカー保証が切れたあとにも備えたい場合は、有料の延長保証という選択肢があります。費用や加入できる時期、保証範囲は商品によって異なります。

目安になるのは、1年に走る距離と、その車に乗り続ける予定の年数です。通勤で長い距離を走る方は上限のkm数に早く届くため、年数より走行距離の条件を先に確認すると判断しやすくなります。

車両価格と保証の残り期間を見比べる

未使用車は、新車より価格を抑えて販売されることがあります。一方、すでに新車登録・届出されているため、メーカー保証の残り期間は新車を購入する場合より短くなることがあります。

購入時と購入後にかかる税金・法定費用

保証と同じくらい見落とされやすいのが、税金です。総額で比べないと、車両価格が安く見えても支払いが増えてしまうことがあります。

しかも2026年は自動車の税金が大きく変わった年です。

ここでは、廃止された環境性能割、毎年かかる自動車税、車検のたびにかかる重量税、そして値上げが決まった自賠責保険料の4つを見ていきます。

2026年4月に環境性能割がなくなった

環境性能割は、車を買ったときに燃費性能に応じてかかっていた税金です。この税金は2026年3月31日で廃止され、4月1日以降に登録される車には課税されません。

あわせて「自動車税種別割」は自動車税に、「軽自動車税種別割」は軽自動車税に名称が変わりました。

基準になるのは契約日や納車日ではなく、運輸支局などで手続きをする登録日です。未使用車を選ぶうえでも押さえておきたい点だといえます。

出典:国土交通省「自動車関係税制について(令和8年度税制改正結果概要)」

毎年かかる自動車税・軽自動車税

自動車税と軽自動車税は、毎年4月1日時点の所有者にかかります。登録車は排気量に応じて、軽自動車は一律で金額が決まっています。

【表2】自動車税・軽自動車税の標準税率(年額・自家用乗用)

区分 年額
登録車(1,500cc超2,000cc以下) 36,000円
軽自動車(四輪以上の乗用) 10,800円
出典:総務省「地方税制度|自動車税・軽自動車税」

登録車は排気量が大きいほど税額も上がります。年間の負担を抑えたいなら、軽自動車を選ぶという判断も現実的です。

車検のたびにかかる自動車重量税

自動車重量税は、車の重さに応じてかかる税金で、車検のときにまとめて納めます。新車として登録された最初の車検までは3年、その後は2年ごとです。

【表3】自動車重量税の税率(自家用乗用車・0.5tあたりの年額)

新規登録からの経過年数 0.5tあたりの年額
13年未満 4,100円
13年超 5,700円
18年超 6,300円
出典:財務省「自動車重量税の概要」

未使用車は初度登録からの経過年数が短いため、購入時点では通常、13年超・18年超による重課の対象にはなりません。なお、燃費性能に優れた車はエコカー減税で軽くなります。

自賠責保険料は2026年11月から値上げされる

自賠責保険は、すべての車に加入が義務づけられている保険です。自賠責保険料は、車種・保険期間・地域区分などに応じて定められています。

この保険料が、2026年11月1日以降に保険期間が始まる契約から引き上げられます。基準料率は全体平均で6.2%の引き上げとなります。

【表4】自賠責保険料の改定(24か月契約・離島および沖縄県を除く地域)

区分 改定前 2026年11月1日以降
自家用乗用自動車 17,650円 18,560円
軽自動車(検査対象) 17,540円 18,660円
出典:損害保険料率算出機構「自賠責保険の基準料率変更の届出について」

埼玉県で買うときに確認しておきたいこと

久喜市や春日部市、上尾市、さいたま市岩槻区といったエリアでは、日常の移動に車が欠かせないことが多いです。

車を買うときは、駐車場所を証明する車庫証明の手続きが必要になります。この手続きは、住んでいる市と車の種類によって内容が変わります。

ここでは登録車の手数料と日数、軽自動車の届出が必要な地域、そして購入後に通えるお店かどうかという3点を見ていきます。

登録車の車庫証明は手数料2,100円

登録車(軽自動車以外)を買うときは、保管場所を管轄する警察署へ車庫証明を申請します。埼玉県の申請手数料は2,100円で、交付までの標準処理期間は7日間です。

申請先は自宅ではなく、駐車場所を管轄する警察署です。お店と自宅が別の市にまたがる場合は、どこへ出すのかを先に確認しておくと安心です。

出典:埼玉県警察「【登録自動車】自動車の保管場所(車庫)に関する申請手続」
軽自動車は市によって届出の要否が変わる

軽自動車の場合は車庫証明ではなく「保管場所の届出」となり、必要になる地域が決められています。手数料はかかりません。

【表5】4エリアの軽自動車・保管場所届出の要否

エリア 軽自動車の届出
さいたま市岩槻区 必要(大宮ナンバー地域)
上尾市 必要(大宮ナンバー地域)
春日部市(旧庄和町を除く) 必要(春日部ナンバー地域)
久喜市 届出義務の適用地域に含まれていない
出典:埼玉県警察「【軽自動車】自動車の保管場所(車庫)に関する申請手続」

同じ県内でも扱いが違うため、隣の市で買う場合は特に注意しておきたいところです。

購入後に通えるお店かどうか

保証は、整備できるお店に持ち込んで初めて役立ちます。点検や車検を任せられるお店が生活圏内にあるかどうかも見ておきましょう。

通いやすさそのものが、金額以上の価値につながります。

保証も諸費用もまとめて考える「コミットシステム」

ここまで見てきたとおり、未使用車選びでは車両価格だけでなく、保証と税金と諸費用をあわせた総額で考える必要があります。

とはいえ、項目が多くて計算しづらいと感じる方も多いはずです。

カーニバルでは、それらをまとめてわかりやすくし、無理のない支払いで乗り始めていただけるよう、独自の購入プラン「コミットシステム」をご用意しています。

諸費用まで含めた「コミコミ価格」で総額がはっきりする

コミットシステムは、税金や登録にかかる諸費用まで含めた金額でご提案する仕組みです。

あとから費用が積み上がる心配が少なく、契約前に支払総額を把握したうえで判断していただけます。頭金0円から始められる点も特徴です。

残価設定で月々の負担を抑えられる

残価設定とは、数年後の車の価値をあらかじめ「据置価格」として決めておき、その分を差し引いた金額を支払う仕組みです。

同じ車でも負担を抑えて乗ることができ、支払い期間は3年・5年・7年・10年からお選びいただけます。

期間が終わったあとは、乗り換える・返却する・そのまま乗り続けるの3つから選べます。保証の残り期間に合わせた乗り換え計画も立てやすくなります。

▶ コミットシステム:https://caniva.jp/commit-one/

未使用車のメーカー保証に関するよくある質問

ここまでの内容をふまえて、ご来店のお客様からよくいただく質問をまとめました。

保証の残り期間や車検の時期など、契約前に気になりやすい点を中心に取り上げています。

気になる項目から読んでいただいて構いません。

未使用車と一般的な中古車は何が違うのですか

一般的な中古車との大きな違いは、初度登録・届出はされているものの、使用または運行に供されていない点です。そのため、一般的な中古車と比べて走行距離が少なく、新車に近い状態の車が多くなります。

ただし、保証の残り期間や保証継承の条件は車両・メーカーによって異なるため、購入前に確認することが大切です。

未使用車のメーカー保証は何年残っていますか

残りの年数は、車検証に書かれた初度登録年月から数えます。たとえば登録から6か月経った車なら、一般保証は残り2年6か月、特別保証は残り4年6か月が目安です。

同じ車種でも登録の時期によって変わりますので、契約の前に車検証で確認しましょう。

保証を引き継ぐのにお金はかかりますか

保証継承の手続きでは、点検料や事務手数料がかかる場合があります。金額は販売店や車種によって異なり、国が定めた統一料金はありません。

見積書に含まれているのか、別途かかるのかを確認しておくと安心です。

買ったお店以外でも保証は使えますか

メーカー保証は、そのメーカーの正規販売店であれば全国で受けられるのが一般的です。旅行先や引っ越し先で不具合が出た場合も対応してもらえます。

ただし手続きの流れは店舗ごとに異なりますので、購入時に確認しておくとよいでしょう。

未使用車の最初の車検はいつ来ますか

自家用乗用車の最初の車検は、初めてナンバーを取った日から3年後です。未使用車は登録がすでに済んでいるため、その分だけ次の車検までの期間は短くなります。

登録から6か月経った車なら、残りは2年6か月という計算です。2回目以降は2年ごとになります。

軽自動車の未使用車でも保証の内容は同じですか

軽自動車にも一般保証と特別保証があり、期間の考え方は登録車と変わりません。

ただし対象になる部品や細かい条件はメーカーごとに違いますので、保証書で確認することをおすすめします。

まとめ

未使用車は所定の保証継承手続き等を行うことで、残っているメーカー保証を受けられる場合がありますが、期間は初度登録年月から数えるため、その分だけ残りは短くなります。

判断の軸になるのは、保証の残り期間と価格差、そして引き継ぎ手続きや税金まで含めた総額です。

見積書を受け取ったら、保証の残り期間、保証継承の費用の有無、税金と代行費用の内訳という3点を確認してみてください。ここがはっきりしていれば、買ったあとに想定外の出費で困る可能性を大きく減らせます。

埼玉で未使用車をお探しならカーニバルへ

1997年創業、累計30,000台以上の販売実績を持つカーニバルは、久喜インター店・春日部店・岩槻店・上尾店の4拠点を展開する埼玉県地域密着の自動車販売店です。

新車・届出済未使用車・中古車を幅広く取り揃え、各店舗にキッズコーナーも設置しているので、小さなお子様連れでも安心してご来店いただけます。

■埼玉県内4店舗の店舗情報

【久喜インター店】久喜市江面1479/TEL:0480-53-5050

【岩槻店】さいたま市岩槻区仲町2-3-11/TEL:048-749-7700

【上尾店】上尾市向山1-13-13/TEL:048-780-3311

【春日部店】春日部市備後東4-2-18/TEL:048-745-5678

営業時間はいずれの店舗も朝10時から夜7時まで、水曜日定休です。

▶ カーニバル公式サイト:https://caniva.jp/

▶ コミットシステム:https://caniva.jp/commit-one/

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