67.新車の保険料はいくら?相場と安く抑えるコツを徹底解説

コラム

新車の保険料はいくら?相場と安く抑えるコツを徹底解説

 

新車を購入した際に多くの方が気になるのが、自動車保険の保険料です。

新車は価値が高いため、中古車と比較して保険料も高額になる傾向があります。

本記事では、新車の保険料の仕組みから保険料を抑える実践的な方法まで、新車購入時に知っておくべき保険の知識を解説いたします。

適切な保険選びによって、新車購入後の維持費負担を軽減し、安心したカーライフを送るための情報をお届けします。

 

 

新車の保険料が高くなる理由

 

新車の保険料を理解するには、まず保険料が高くなる理由を知ることが重要です。

新車特有の保険料が高額になる背景を、車両保険の仕組みと合わせて解説いたします。

年代や車種によって大きく異なる保険料の実態も含めて見ていきましょう。

 

 

車両価格による影響

 

新車の保険料が中古車より高額になる主な理由は、車両保険の保険金額が高く設定されることにあります。

車両保険の保険金額は契約時の車両時価相当額で決定され、新車の場合は購入価格に近い金額が設定されます。

また、新車は盗難や事故の際の修理費用が高額になりやすく、保険会社にとってリスクが高い契約とみなされます。

特に人気車種や高級車の場合、盗難リスクの高さから保険料がさらに上昇する傾向があります。

 

保険料決定の仕組み

 

自動車保険は、損害保険料率算出機構が算出する参考純率をもとに各保険会社が保険料を設定しています。

参考純率とは、保険金の支払いに充当する部分の保険料率で、過去の事故データを科学的に分析して算出されます。

参考純率は過去の事故データに基づいて算出されるもので、車両価値そのものが高いから高くなるわけではありません。

新車の場合は、保険会社が設定する車両保険金額が高額になるため、結果として保険料全体が高くなりやすい仕組みです。

 

年代による保険料の違い

 

運転者の年齢は保険料に大きく影響します。

20代の場合は新規契約で6等級からスタートするため保険料が高くなります。

30代・40代になると等級が上がり、事故リスクも下がるため保険料は大幅に削減される傾向があります。

また、新車購入時はローンを組むケースが多く、車両保険の必要性がより高くなることも保険料上昇の要因となります。

 

 

車両保険の選び方

 

車両保険は新車の保険料に最も大きな影響を与える補償です。

一般型とエコノミー型の違いを理解し、自分に適したタイプを選択することが重要です。

補償内容と保険料のバランスを考慮した選択が、新車オーナーには特に重要になります。

 

一般型車両保険

 

一般型車両保険は最も補償範囲が広く、以下の損害に対応します。

 ・他の車やバイクとの衝突・接触

 ・電柱・建物などとの衝突・接触(単独事故)

 ・当て逃げ、転覆・墜落

 ・火災・爆発・台風・洪水・高潮など

 ・盗難・いたずら・落書き

一般型車両保険は保険料が高額になりやすいものの、新車の価値を最大限保護できるため、特にローンで購入した場合や運転に不安がある方には必要性が高いとされています。

 

エコノミー型車両保険

 

エコノミー型車両保険は補償範囲を限定することで保険料を抑えた車両保険です。

補償される事故:代表的には、他の車やバイクとの衝突・接触(相手が確認できる場合)、火災・爆発・台風・洪水・高潮など、盗難・いたずら・落書きなど

補償対象外となる事故:代表的には、電柱・建物などとの単独事故、当て逃げ、転覆・墜落など

エコノミー型は保険料を抑えながらも重要な損害には備えられるため、運転に自信があり単独事故のリスクが低いと考える契約者に適しています。

 

車両保険なし

 

車両保険を付けない場合、保険料を大幅に削減できます。

ただし、新車の場合は車両価値が高いため、事故や盗難時の経済的損失が大きくなります。

十分な貯蓄があり、車両の全損や高額修理にも自己資金で対応できる場合に限り現実的な選択肢となります。

特にローンで購入した場合は、事故で車が全損になってもローンは残るため注意が必要です。

 

 

新車の保険料を安く抑える方法

 

保険料を抑える方法を組み合わせることで、補償内容を維持しながら保険料削減が可能になります。

新車オーナーが特に活用すべき割引制度についても説明いたします。

 

免責金額の設定

 

免責金額とは事故時の自己負担額のことで、この金額を高く設定することで保険料を削減できます。

一般的な免責金額の設定

 ・0円:保険料は高いが事故時の自己負担なし

 ・5万円:保険料と自己負担のバランスが良い

 ・10万円:保険料を抑えられるが自己負担額が大きい

新車の場合、5万円から10万円程度の免責金額設定が一般的です。

事故時に無理なく支払える範囲で設定することが重要です。

 

ダイレクト型保険会社の活用

 

代理店型からダイレクト型(通販型)保険会社への変更により、保険料を削減できる場合があります。

ダイレクト型保険会社は代理店手数料が不要なため、同条件でも保険料が安く設定される傾向があります。

ただし、事故時の対応や手続きを自分で行う必要があるため、保険の知識がある程度必要になります。

 

運転者限定と年齢条件

 

運転者の範囲を限定することや、運転者年齢条件を適切に設定することで保険料を削減できます。

 運転者の範囲:本人のみ(最も安い)、本人・配偶者限定、家族限定、限定なし(最も高い)の順で保険料が変わります。

 年齢条件:限定なし、21歳以上、26歳以上、30歳以上、35歳以上補償の順で保険料が安くなります。

ただし、条件に該当しない人が運転して事故を起こした場合、保険金が支払われないため注意が必要です。

 

各種割引制度の活用

 

新車購入時には、各種割引制度を活用することで保険料を削減できます。

主な割引制度

 ・新車割引:初度登録から一定期間内の車両に適用

 ・ASV割引:自動ブレーキなどの先進安全装置搭載車に適用

 ・ゴールド免許割引:ゴールド免許保有者に適用

 ・インターネット割引:ダイレクト型保険でネット契約時に適用

これらの割引制度は保険会社によって内容が異なるため、契約前に確認することが重要です。

 

 

保険会社の選び方

 

保険会社によって同じ条件でも保険料に差が生じることがあります。

保険料の安さだけでなく、総合的な評価が重要です。

 

見積もり比較の重要性

 

複数社で見積もりを取ることで、同一条件での保険料を比較できます。

新車の場合、車両保険金額が高いため、保険会社間の保険料差がより顕著に現れる傾向があります。

インターネットの一括見積もりサービスを活用することで、効率的に比較検討できます。

 

選択のポイント

 

新車の保険会社選びでは、以下の点を総合的に評価することが重要です。

 ・24時間365日の事故受付体制

 ・初期対応の迅速性

 ・ロードサービスの充実度

 ・提携修理工場のネットワーク

 ・代車サービスの内容

新車の場合、事故時の修理品質や代車サービスが特に重要となります。

 

 

新車保険の手続きと注意点

 

新車購入時の保険手続きは、納車日に間に合うよう適切なタイミングで行う必要があります。

適切な手続きにより、納車と同時にしっかりとした補償を確保できます。

 

手続きのタイミング

 

納車の1週間前までに保険契約を締結し、納車日から補償が開始されるよう調整します。

車検証の情報が必要なため、ディーラーとの連携が重要になります。

 

保険金額の設定

 

新車の車両保険金額は、車両本体価格にカーナビ、ETC、その他のディーラーオプションを含めた金額で設定します。

ただし、登録諸費用や自動車税などは含めません。

適正な金額設定により、事故時の補償不足や保険料の無駄な負担を避けることができます。

 

契約時の注意点

 

正確な車両情報の申告が重要です。

車両の型式、初度登録年月、安全装置の有無、使用目的などは保険料に直接影響するため、正確な情報提供が必要です。

また、家族構成の変化や車の使用目的の変更など、保険期間中の変更は速やかに保険会社に連絡する必要があります。

 

 

新車の保険料に関するよくある質問

 

Q1.新車の保険料は中古車よりどれくらい高くなる?

新車は車両価格が高いため、車両保険部分の保険料が高く設定されます。

車種や車両価格、運転者年齢や等級によって差はありますが、目安として中古車と比べて数万円〜十数万円高くなる場合があります。

 

Q2.車両保険なしで契約すると本当に保険料は安くなる?

はい、車両保険を付けないことで保険料は大幅に削減できます。

しかし、新車は価値が高いため、事故や盗難時の経済的損失も大きくなります。

ローンを組んでいる場合は、契約条件として車両保険が必須となる場合もあるので注意が必要です。

 

Q3.保険料を安くするおすすめの方法は何?

主な方法は以下の通りです。

 ・免責金額を高めに設定する

 ・ダイレクト型(通販型)保険を利用する

 ・運転者限定・年齢条件を設定する

 ・割引制度(新車割引・ASV割引・ゴールド免許割引・インターネット割引)を活用する

これらを組み合わせることで、補償内容を維持しながら保険料を抑えられます。

 

 

まとめ|新車の保険料を賢く抑えるポイント

 

新車の保険料は車両価値の高さから高額になりますが、適切な保険選びと契約方法により、保険料を抑えながらも充実した補償を受けることが可能です。

車両保険の種類選択、免責金額の設定、各種割引制度の活用により、保険料を効果的に削減できます。

重要なのは、保険料の安さだけでなく、事故時の対応力や補償内容を総合的に評価して保険会社を選択することです。

複数社での見積もり比較を行い、自身の状況に最適な保険を選択することで、新車購入後の安心したカーライフを実現できるでしょう。

 

 

カーニバルなら新車購入から保険まで安心サポート

 

埼玉県内で5店舗を展開するカーニバルでは、新車販売から自動車保険の相談まで、お客様のカーライフを総合的にサポートしています。

創業28累計30,000台以上の販売実績を持つ地域密着型のカーショップとして、新車購入時の保険選びについても専門スタッフが丁寧にアドバイスいたします。

新車の保険料についてお悩みの方は、お気軽にカーニバルの各店舗にご相談ください。

久喜インター店、岩槻店、上尾店、春日部店、春日部サービスセンター店にて、経験豊富なスタッフがお客様の笑顔あふれるカーライフ実現のためにサポートいたします。

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