79.中古車とは|基礎知識から購入のポイントまで徹底解説
中古車とは|基礎知識から購入のポイントまで徹底解説
「中古車」という言葉は身近でも、正確な意味や新車との違いを詳しく知らない方は多いのではないでしょうか。
中古車購入を成功させるには、まず中古車とは何かを正しく理解することが大切です。
本記事では、中古車の基本的な定義から、賢い選び方のコツまでを分かりやすく解説します。
中古車の基本的な意味
中古車購入を検討する前に、まずは「中古車」がどのように定義されているかを理解しましょう。
多くの人がイメージする「誰かが使った車」とは少し異なる、より正確な定義があります。

中古車とは、実務上「一度でもナンバー登録(軽自動車の場合は届出)を受けた自動車」のことを指します。
ここでポイントとなるのは、実際に道路を走ったかどうかや、どれだけ使われたかは関係ないということです。
メーカーから出荷された新車でも、陸運局でナンバーが発行された瞬間に「中古車」扱いとなります。
新車と中古車を分ける基準は非常にシンプルです。
新車: メーカー出荷後、まだ一度も登録されていない状態の車
中古車: 一度でも登録手続きが完了した車(使用の有無は問わない)
この基準により、車両の状態よりも「登録履歴」が重要な判断要素となっています。
消費者保護の観点から、この明確な区分けにより取引の透明性が確保されています。
未使用でも中古車?登録済未使用車の実態
中古車市場には「ほぼ新車なのに中古車」という特殊な車両が存在します。
この登録済未使用車について、その実態と購入時のメリット・注意点を解説します。
登録済未使用車とは、正式にナンバー登録されているものの、実際には一般道を走行していない車両のことです。
この車両が市場に出る主な理由は以下の通りです
・販売店の事情
自動車販売店は、メーカーから設定される月次・年次の販売目標があります。
目標未達成時に、自店名義で車両を登録することで販売台数を調整するケースがあります。
・展示車
ショールームで展示されていた車や、試乗用として少しだけ使用された車が、入れ替え時期に販売される場合もあります。
なお、試乗車として実際に走行した車は「登録済未使用車」ではなく「低走行の中古車」として扱われるケースもあります。
登録済未使用車は価格と品質のバランスに優れていますが、選択時には注意が必要です。
メリット
・新車同等の車両状態
・新車より安い価格設定
・車検期間が長い
注意点
・選べる車種・グレード・色が限定的
・在庫がいつでもあるとは限らない
・初回車検までの期間が短い場合がある
中古車購入の現実的なメリット・デメリット
中古車購入には魅力的な面もあれば、注意すべき面もあります。
公平な視点で両面を理解することが、失敗しない中古車選びの基礎となります。

中古車選択の最大の価値は「コストパフォーマンスの高さ」にあります。
■経済面での利点
中古車は車両本体価格が新車に比べて抑えられるほか、任意保険の車両保険料も安くなる場合があります。
ただし、自動車税は排気量で決まるため新車・中古車で大きな差はなく、メンテナンス費用は中古車の方が高くなることもあるため、総合的に比較して検討しましょう。
■時間面での利点
新車の場合、注文から納車まで長期間待つことがありますが、中古車は在庫があれば即座に納車可能です。
■選択肢の多様性
同じ予算でも、新車では手が届かない上位グレードや、既に生産終了したモデルも選択可能です。
中古車には魅力がある一方で、購入時に直面する課題もあります。
・車両状態のばらつき
同じ年式・車種でも、前のオーナーの使い方により状態に大きな差があります。
整備履歴や使用環境の違いが、購入後の満足度に影響することがあります。
・選択の制約
新車のように色やオプションを自由に選べません。
市場にある車両の中から、条件に近いものを探す必要があります。
・保証の違い
新車保証と比較して、中古車の保証は内容や期間が限定的な場合が多くなります。
失敗しない中古車の見極め方
中古車選びで後悔しないためには、車両の状態を正しく判断する知識が必要です。
プロが使う確認ポイントを分かりやすく解説します。

車両の外観と内装から、その車がどのように使われてきたかをある程度推測できます。
■外観チェックのポイント
・塗装の色あせ具合(屋外駐車か屋内保管か)
・ボディパネルの隙間(事故修理の有無)
・タイヤの摩耗パターン(運転の癖や足回りの状態)
■内装で分かること
・シートの摩耗度合い(実際の使用頻度)
・ハンドルやペダルの磨り減り(走行距離との整合性)
・各種スイッチの動作状況(電装系の健全性)
車検証や整備記録簿には、その車の「履歴書」ともいえる重要な情報が記載されています。
■車検証での確認項目
・初度登録年月(実際の製造時期)
・車検の履歴(継続的に使用されていたか)
・所有者の変遷(転売の頻度)
■整備記録簿の価値
定期的な点検・整備が記録されている車両は、適切にメンテナンスされていた可能性が高く、購入後のトラブルリスクが低くなります。
自動車の年間平均走行距離は約8,000〜10,000キロとされています。この基準を参考に、年式と走行距離のバランスを評価できます。
■適正な使用パターン
・5年経過で約5万キロ → 平均的な使用
・5年経過で2万キロ → 使用頻度が少ない(要注意:長期放置の可能性)
・5年経過で8万キロ → 使用頻度が多い(要確認:メンテナンス状況)
信頼できる販売店の見分け方
中古車購入の成功は、良い販売店との出会いから始まります。
信頼に値する販売店の特徴と、避けるべき販売店の見分け方をお教えします。

信頼できる販売店には共通する特徴があります。
■法的要件の遵守
・古物商許可証の掲示
・中古自動車販売業の届出
・適正な事業運営
■顧客対応の質
・車両の不具合も含めた率直な説明
・購入を急かさない姿勢
・アフターサービスの体制説明
■資格車両管理の水準
・展示車両の清潔さ
・整備工場の併設
・車両情報の詳細な開示
中古車は購入後のサポートが特に重要です。
■保証制度の充実度
エンジンやミッション等の主要部品に対する保証期間と範囲を確認しましょう。
口約束ではなく、書面での保証内容の確認が重要です。
■メンテナンス体制
購入後の定期点検や車検、突発的な故障への対応体制が整っているかを事前に確認しておくことで、長期的に安心して車を使用できます。
中古車に関するよくある質問
Q1. 中古車と新車の違いは何?
最大の違いは「登録の有無」です。メーカーから出荷された後、一度でもナンバー登録(軽自動車は届出)が行われた車は、中古車扱いとなります。走行の有無や使用年数に関わらず、このルールで区分されます。
Q2. 中古車を購入する際に最も注意すべきポイントは何ですか?
車両の状態に大きな差があるため、整備記録や車検証の確認が重要です。走行距離や年式のバランス、事故歴の有無、保証内容などをしっかり確認し、信頼できる販売店から購入することが安心につながります。
Q3. 中古車販売店はどうやって選べばいいですか?
古物商許可証を掲示しているか、不具合やリスクも正直に説明してくれるか、保証やアフターサービスが充実しているかがポイントです。購入後の安心感を重視するなら、信頼できる販売店を選びましょう。
まとめ|賢い中古車選びのために
中古車とは「一度でも登録された車両」という明確な定義があり、必ずしも「古い車」や「使い込まれた車」を意味するわけではありません。
登録済未使用車のような選択肢も含めて、自分の予算や用途に最適な車両を見つけることが重要です。
車両状態の見極めと信頼できる販売店選びにより、新車に劣らない満足度の高い中古車購入が実現できます。
適切な知識を身につけて、あなたにとって最良の中古車を見つけてください。
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